謎のペットボトルも発見!ムクドリ対策で所沢駅西口をサッパリ剪定
イルミネーションでもおなじみの所沢駅西口ロータリーのイチョウの木が、サッパリと剪定されました。
日没時にムクドリの「群れ」が集まってくることが数年前から問題となっていて、その対策としての枝葉落としです。
関係者に聞いてみると、ムクドリの止まり木となる枝や繁った葉を、樹形を保てるギリギリまで剪定したそう。
夏モードになった木を見てみると、枝の何カ所かにペットボトルがくくりつけられていました。
そのペットボトルの中にはなにやら【茶色い液体】が!!
シンボルツリーの管理を担当している、所沢市役所の道路維持課にお話をお伺いしてみると、
この茶色い液体は、『木酢液(もくさくえき)』という炭を焼くときに出る煙を冷やして液体にしたもので、園芸でアブラムシなど病害虫の防除に使われている場合もあるそう。
焦げ臭い煙のような匂い(スモークフレーバー)をムクドリが嫌がる効果があるのではと、他市の施工例を参考にして試験的に導入しているのだとか。
所沢駅西口を追い出されたムクドリは違う場所に移動するだけでは?といった抜本的な解決になるかどうかも考慮しながらテストしているそうです。
安心・安全なマチにするために、様々な工夫や努力が行われているんですね!